御祭神

【天宇受売命】 神代の昔、天照大神が天岩屋戸に隠れられた時、天宇受売命は桶を伏せて踏みとどろかし、神懸かりして、胸乳を掛き出で、裳の緒を陰(ほと)に押し垂りて八百万の神を動めかせ笑わせて、天照大神を天岩屋戸から引き出すことに大きな役割を果たしたことは、あまりに有名な神話です。天孫降臨の際五部神のーとしてニニギの命に従い、天ハ衢において猿田彦命と交渉し、猿田彦命の道案内によって、無事降臨されました。
 ゆえに猿女君の祖となり、宮中に仕え、神楽、技芸の祖となりました。天孫降臨に際し、猿田彦命を顕わしまつった縁により、猿田彦命とともにまつられることが多い女性神です。

【猿田彦神】天ハ衢から天孫降臨の道案内をしたため、導きの神とされます。鼻が異様に長く、背の高さ7尋、目は鏡のごとく輝き、異形の姿であったために天狗と習合し、道祖神とも習合して幅広い信仰を集めるようになりました。お神輿の渡御に天狗が先導するのはこのためです。国津神として、各地において種々の民間信仰が伝えられています。

龍神社

 龍神信仰は世界各地にありますが、東南アジアでは空想上の動物の姿をした神で、強い霊力をもち、よく霊を呼び雨を降らせ、農耕儀礼に重要な地位を占めています。

 龍神様を祭る神社は各地にありますが、神名としては、豊玉姫の命、おかみの神、三輪の神、水波能売神等があてられています。いずれも農業の神として稲の生育に必要な水を司る神とされています。
 この地は多摩川の流域に当たり、豊かな水に恵まれている反面、川の氾濫によって被害にも度々あったことから、水の害から免れるようにと、龍神様をまつったものと思われます。

お福神社(おしゃもじさま)

 以前は御園神社そのものがおしゃもじさまと言われ、境内も参道が狭くおしゃもじの形をした崇敬神社でありましたが、明治21年に境内を広げて氏神様となり、御園神社と改称されて国家神道的になり、民族的な信仰が薄れることを惜しんだ土地の人たちが、昭和40年に改めておしゃもじさまをまつりました。

 名前が示すように、女性の守り神であるとともに性神としての性格も持っています。天狗は鼻が高く性のシンボルとされ、石像をまつることが多かったので、イシガミ・シャクジン・シャクシ・シャモジと変化しておしゃもじさまとなり、男性神となったものと思われます。